わらばんし見聞録

ゆるポタの記録

PBP2023 往路復路編

自分は自転車サークルに所属しており、今回結構準備段階でもサークル内LINEで、どうする?ってなってたのが自転車の運搬についてでした。

梱包資材に始まり、空港までどう持っていくか。また、現地で空港到着後はどうするかといった所ですね。現地空港到着後についてはツアーに申し込んでいる人は杞憂ですが、それ以外の人、特にPBP後もしばらくフランス周遊する予定の人はその辺りが課題でした。

その他、往路復路について気になりそうな点についての記事です。

フライトチケット

ご存知の通り、2022年から原油価格高騰により、飛行機は燃油サーチャージの額が上がってます(上がってました)ね。合わせて円安も有り、フライトチケットは待てば待つほど高くなると思い、1月中に直行便を確保しました。

半分サーチャージ

まあ、この後AirFranceの直行便は30万強にまでなっていたので、ここで思い切って購入しておいたのは直行便としては破格だったでしょう(と信じてる…)。

ちなみにAirFranceでは自転車の持ち込みに別途往路$100、復路€100かかりました。

梱包資材

BTB輪行箱 basicを使用しました。

kowa-btb.shop-pro.jp

こちら、3辺の寸法は230cmを超えますが、AirFranceの規定では特にサイズの規定には引っかかりません。また、試したことは無いですが、ANAなどの国内キャリアでもサイズ的には問題にならない様です。

自転車・スポーツ用|国際線|ANA

その他の例として、以前この輪行箱でキャセイパシフィック航空も利用したことがありますが、その際も問題は有りませんでした。
いずれにしても、事前にコールセンターに電話して場所の確保を依頼しておくのは事実上必須と思ったほうが良いと思います。

ちなみにこちらの輪行箱、1,2往復程度の利用を想定しているそうで、実際今回2度目の利用で結構ボロボロになりましたのでお役御免となりそうです。

取っ手がもうボロボロ

梱包(往路)

この輪行箱、箱に梱包した状態で持ち運ぶのは結構大変です。これを持って駅を動き回るというのは結構無謀だと思います(キャスターを付ける改造などすればワンチャン?邪魔なのには変わりないですが)。

ということで、自分は往路は空港に箱を郵送してしまい、空港までは普通の輪行で行き、空港で梱包することにしました。

www.jalabc.com

梱包については度々タクシー乗り場脇のスペースを使わせてもらってます。
問題有無はわかりませんが、とりあえずアクセスが良くて人が来ない大きく空いたスペースということで…。

フランス到着日

先述の通り、PBP終了後にもフランス周遊する予定がありました。そんな中この輪行箱を持ち歩くのは現実的ではありません。また、同様に先述の通り、この箱を持って市街地を歩くのは無謀です。

ということで、空港敷地内にあるホテルを予約し、同様に帰国前日はそこに泊まる旨を伝えて荷物を置かせてもらう交渉をしました。但し、やりとりの中で「例外的に」OKだよと言ってくれたので、これは完全に宿のご厚意によるものです。

ちなみに宿はコチラ

www.melia.com

期間によって変化があったりするかもしれませんが、自分は二人部屋に二人で二泊して30000円少々だったので、一泊8000円弱と考えれば立地等々を考慮すると悪くない値段だったと思います。

宿からRambuilletへ

上記空港内の宿に大型の梱包関連荷物は置いていくので、ここからは身軽な状態になります。
とうことで、パリ市街のモンパルナス駅までは空港から自走しました。距離は40km程度と大したことないですが、幹線道路を避けた為にグロスはあまり出ず、3時間近くかかってしまいました…。

PBP期間中の荷物置き

この段階では後日のフランス周遊用の荷物も持っており、これらはPBPには邪魔なのでどこかに置いておく必要がありました。

元々AirBnBでLa Verriereに宿を19日に予約しており、ここも同様にPBP終了後の24日も予約するからその間荷物を置かせてほしいと交渉してあり、承諾頂いてました。

…と思ったんですが、英語のやり取りだったため誤解があり、どうも19日は荷物だけ置かせて欲しいと理解されていた模様…。AirBnBで空いてる日のスロットに予約してたので、まさかそんな理解されてるとは思わず…。兎にも角にも19日は泊められないと言われてしまい、急遽その日の宿探し。

幸いSaint-QuantinのBest Westernに宿がとれ、これまた幸いにここがツアーの人が泊まっている宿の一つでサークルの人も宿泊していた為、お願いしてPBP期間中、荷物を置かせて貰えることになりました。

帰路 羽田空港から

さて、一気に飛んで帰路、羽田に着いてからです。

ここで往路同様、箱から取り出して普通の輪行袋に入れて電車で…ということも可能ではありますが、長旅で疲れてるのでお金で解決したいと思うのが大人。
つまり、タクシーを使います。

ただ、この箱デカいです。
普通のジャパンタクシーだと結構断られます。一応過去にジャパンタクシーに載せられた事例はありますが、無理を通すものでもありませんしね。

今回はセレナのタクシーにお願いしてみて、最初は無理って言われましたけど、ひとまず試させて欲しいと交渉。無事入ったのでそのままお願いしました。

この辺りは車両の構造にも依るので、単純にこの車種だから入るとは言い切れません。その時々で臨機応変にやっていくしか無いかなと。